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[いじめ防止対策推進法への思い]

 本日の衆議院文部科学委員会において「いじめ防止対策推進法」が審議・可決されました。Img_0302_3
私は、学校現場でのいじめ問題を考える時、いつも学生の頃 読んだ「夜と霧」を思い出します。

著者のヴィクトール・フランクルは精神医学者で、アウシュビッツの強制収容所の日々を書いたものです。

隔離された状態での強制労働、いつ連れて行かれるかも知れないガス室の恐怖、仲間同士の密告。あらゆるストレスの中、著書は精神医学の専門家として人間を分析します。

 

 学校において子供たちは、社会における大人より守られていません。大人は、法律や警察や裁判所、政府によって守られていますが、学校や子どもたちの世界は、隔離された一種の無法地帯であり、弱肉強食の世界です。いじめを受けている子供たちは、誰にも相談できない「孤独」と「この苦しみがいつまで続くのか」という不安の日々にあります。

 

  「いじめ防止対策推進法」には早期発見や相談窓口の充実等様々な施策をおり込みましたが、この法律が成立しただけで、いじめがすべてなくなるとは、もちろん思いません。

何よりも今、苦しんでいる子供たちに、「みんなでいじめに立ち向かっていくから、決して絶望しないで」というメッセージを届けられればと願います。そして、現場で苦労されている教師の皆さんにもエールとなればと思います。

 

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